ドローンで救援物資を輸送!「エアロセンス」ってどんな会社? 

災害時にドローンで救援物資を輸送できる国内初の事業が始まる。

早ければ2016年3月から運用開始が見込まれ、ドローン事業は今や各界の注目の的だ。

さあ、これが実現するとどういうことが起こるのか。

たとえば・・・

大型台風が「困った村」を直撃。

村は暴風雨による洪水や停電を起こし、困った村の人々は救援隊の到着を待っている。

しかし・・・

「隊長! 大変です! 道路が土砂崩れで遮断されています! 村へのルートが絶たれてしまいました!」

「何だと!? 迂回ルートはないのか!」

「ありません! 車両が通行できるのはこの県道だけです!」

村は完全に孤立状態…

とその時、

「何だ!あれは!」

上空をものすごい速度で物体が通過するではないか。

「おお、 ドローンか! あとは頼む!」

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この事業がスタートすれば、このように台風、地震や豪雪等の自然災害時に道路が寸断された場合など、自治体や医療機関の要請を受け、高性能のドローンを使って被災者へ薬や通信機器といった救援物質を届けることが可能になるわけだ。

ドローンといえば、今年4月の官邸侵入事件で世間の注目を集めたが、あの事件がきっかけで、改正航空法というものが施行された。

先日(12月10日)施行された改正航空法とは、簡単に言えば、こういう条件下ではドローンを飛ばしてもOKだが、こういう場合はダメ、といった治安を守りつつドローンを飛ばすための法律だ。

誰でも勝手にドローンを飛ばすと世の中が大変なことになってしまう。

この法律の中で【救援活動などの緊急時には事前許可なしにどこでも飛ばせる】という例外が認められているのだが、このルールが定められたことで、事業環境が整った。

そして、この事業を手掛けるのが「エアロセンス」という新興企業だ。

「エアロセンス」はソニーの子会社である「ソニーモバイルコミュニケーションズ」とロボットベンチャーZMPが今年8月に共同で設立した合弁会社である。

無人航空機による画像撮影とクラウドによる画像データの処理を組み合わせた、産業 用ソリューションを開発・提供している企業だ。

エアロセンスによると、救援物資用ドローンは、時速100㎞超1時間以上飛行可能、最大約1㎏の荷物を積み、垂直離着陸が可能という。

今後のスケジュールとしては、来年1.2月の試験飛行で安全面等の課題を検証し、3月からの運用開始を目指している。

地震や豪雨、豪雪と大規模災害がいつ起きてもおかしくない昨今、この頼もしい助っ人の出現は非常にありがたく、大いに活躍が期待される。

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