シャラポワのドーピング検査で陽性反応の薬メルドニウムって何?

華々しいデビューを飾って早10年。

力強いプレーと美しい容姿で世界中を魅了したシャラポワが重大な発表があると予告し、日本時間今朝5:00にロサンジェルスで記者会見を行いました。

内容は1月の全豪オープンでの薬物検査で、陽性反応が出たという通達をITF(国際テニス連盟)から受けたという内容でした。

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マリア・シャラポワ

生年月日・・・・・1987年4月19日(28歳)
出身地 ・・・・・ロシア・ニャガン市
身 長・・・・・・188 cm
世界ランキング・・7位

メジャー優勝歴(5回)
2004年 ウィンブルドン
2006年 全米オープン
2008年 全豪オープン
2012年 全仏オープン
2014年 全仏オープン

 

シャラポワは禁止薬物だと知らなかった

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彼女は2006年から医師に処方された『Mildronate』という薬を服用していました。

マグネシウム不足や糖尿病の兆候があり、それを改善するためにのみ続けていたというのです。

この薬は名前が少し違いますがmeldonium(メルドニウム)というWADA(世界アンチドーピング機構)の薬物禁止リストに今年の1月1日に加えられたばかりの薬と同じものです。

シャラポワは会見で事のいきさつをこのように述べています。

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彼女は昨年12月にWADAからe-mailを受け取っていたのですが、そのmailにはテニスのプログラムに関する変更が書かれていたそうです。

そしてそのe-mailには添付書類として禁止薬物のリストが付いていたのですが、本人はそちらの方は見ていませんでした。

WADAの規約変更で自分の薬が禁止薬物に指定されたことを知らないまま、今まで通り服用していたのです。

メルドニウムとは

メルドニウムはリトアニアやロシアでは貧血や咽頭炎、心筋梗塞の薬としても使われています。
しかしアメリカでは認可が下りていません。

メルドニウムはホルモン調整役および代謝調整役に分類され、体液性免疫の活性化や心臓保護の効果がある

2016年1月1日にWADA(世界アンチドーピング機構)の薬物禁止事項に加えられたばかりの薬です。

WADAはメルドニウムを禁止薬物に加えた理由として

パフォーマンスの向上のために意図的に使用している競技者達がいることを把握していたからだといいます。

世界中で様々な競技のトップレベルの選手達が使用しているものと思われます。

最近では自転車のエドゥアルト・ヴォルガノフ(ロシア)選手のサンプルから陽性反応が出たと報じられたばかりです。

陽性反応がでた場合は、暫定的な出場停止状態におかれ、Bサンプルの再検査を要請する権利があります。
しかしシャラポワはBサンプルの提出を放棄するよう弁護士に伝えたそうです。
間違いなく自分が規約に違反する薬を飲んでいたとわかったのですから当然でしょう。

医師に処方されていたとはいえ
彼女は「全責任は自分にある」とコメントしています。
“I have to take full responsibility for it”
“It’s my body,and I’m responsible for what I put into it”
「自分の身体だから、そこに入れた物に対しては自分に責任があります」

最近は左腕や右足などの故障で思うように大会に出場することができず、ここ8カ月では3大会にしか出場してしていません。
1月の全豪以降、大会には出ていませんでした。

ここでこのようなアクシデントに遭遇したシャラポワの今後が心配です・・・

「自分のキャリアをこのような形で終わらせたくない」
とも語っていますので、引退表明には繋がらないこととは思われますが

WTAがシャラポワに今後どのような処罰を下すのかが注目されます。

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